ストックホルムの魅力

住んでいたのでデンマークの話が多いですが、スウェーデンの物も扱っているのでスウェーデンも少しご紹介したいと思います。

まずは首都ストックホルムですが、おしゃれでこじんまりしたコペンハーゲンに比べて、ストックホルムは重厚で威厳があります。

 

中央駅に降り立って外に出た瞬間にその迫力と美しさに圧倒されるのですが、空気もまたデンマークとは少し違っていて、「水の都」と言われるだけあり、みずみずしさを感じます。

威厳があるのに透明感もある、そんな魅力的な都市です。

 

おすすめ①やっぱりガムラスタン

バルト海に浮かぶ14の島から成るストックホルムですが、その中央に位置するガムラスタンという旧市街地があります。

街の発祥は13世紀まで遡るそうで、石畳や路地、古い建物がそのまま残り、時間が止まったような静かでのんびりした場所です。

あんまり良い写真がなくて残念ですが、

どこを見ても素敵。

中世の騎士が歩いていても全然違和感ない雰囲気でした。

魔女の宅急便のモデルにもなった街だそうで、まさにそんな感じのパン屋さんや、こじんまりしたおしゃれなカフェやブティックがあったり、すぐ横には王宮や教会、ノーベル博物館などの壮大な建物もあって、一日ここにいても飽きないかと思います。

 

おすすめ②想像力でオペラ鑑賞

せっかく歴史ある街に滞在するのだからと思いオペラを鑑賞しました。

話がよくわからなくても、オーケストラの演奏や歌声や演出は十分楽しめますし、豪華な空間にいること自体で満足できると思います。

最後はみんなで拍手して、「ブラボー!」と言って高揚感を味わって帰りましょう。

ストックホルムにはいくつかオペラハウスや劇場があり、観劇や音楽鑑賞など、週末の夜を少し贅沢な気分で楽しめます。

一応着替えて行きましたが、ジーパンで着ている人もいたので、向こうでは割と気取らない夜遊びなのだと思います。

 

おすすめ③美しい街を一望できるビューポイント

先ほど紹介した中世の街並みを残すガムラスタンの南に位置するセーデルマルムという大きな島。昔は労働者階級の街だったそうですが、今はヒップスターの街としておしゃれなショップが並ぶ若者に人気のエリアです。

生まれも育ちもストックホルムだという店員さんがイチオシの場所と教えてくれたのがMONTELIUS-VAGENという高台です。

ここからストックホルムが一望できるのですが、海沿いが小道になっていて、ガムラスタンやシティーセンターに立ち並ぶ市庁舎や教会など街並みを見ながら静かにお散歩できます。

あんまり写真を撮ってなくて残念ですが、どこを切り取っても絵になる、品の良い素敵な街です。

普通だったら、1つの地域に1つあるかないかという歴史的な重厚な建造物が、左右前後に永遠にあるので歩いているだけでお腹いっぱいになります。また公共の大学や図書館や公園一つとっても素敵なので、いくら時間があっても足りなかいほど。

日本と違って地震がないのでそのような大きな建物でも残っているのだと思いますが、もう一つ、スウェーデンは第二次世界対戦の際、中立を保ちナチスに侵攻されなかったという話を聞いたことがあります。

これについては「人の命や街を守ることを優先した」という美談と、「ナチスに反抗する他の国を裏切った」という話とどちらも聞いたことがありますが、いずれにせよ自然にも人間にも破壊されなかった街は、どっしりとした変わらない美しさを秘めていました。

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フリセンボー:屋根裏で見つかった宝の地図

前回デンマークのデザートでちらっと紹介したフリセンボーというシリーズ

西洋食器の中ではシックなイメージのあるロイヤルコペンハーゲンの中では、カラフルで華やかなシリーズです。
ブルーフラワーやブルーフルーテッドなど、日本に浸透しているシリーズ名は英語になっているものが多いですが、フリセンボー(Frisenborg)はそのままデンマーク語で、あるお城の名前にちなんで名付けられました。
首都コペンハーゲンには、女王様の住むアメリエンボーや、王室の財宝がザクザク保管してあるローゼンボーがあったり、お城を眺めながら読める図書館で紹介したハムレットの舞台にもなったクロンボーがあったりと、デンマークのあちこちに「ボー」=castle のつくお城があります。
フリセンボーは、コペンハーゲンのあるシェラン島から少し離れたユラン半島にあります。
1672年に建てられたフリセンボーは、アメリエンボーなどと違い、王室が所有していたものではなく、領主が所有していた邸宅ですが、その頃はデンマークで最も広いエリアを統制していた地域の象徴として建築されました。有名な児童文学作家アンデルセンも、度々ゲストとしてここに招待されたそうです。
出典:frisenborg.dk
「この華やかな食器が、なぜフリセンボーと名付けられたのか」
 というのを調べたかったのですが、結局わからず終いだったので、次の渡航で調べてきます。。
12種類のお花が描かれているフリセンボー。花も綺麗ですが、よく見るとそのシェイプも美しいカーブを描いています。
この形状には、ちょっとした逸話があります。
 19世紀にロイヤルコペンハーゲンのデザインを指揮していたクロー教授が、偶然にロイヤルコペンハーゲン社の屋根裏で古いデッサンを見つけたそうです。
 それは1775年に設立して間もないロイヤルコペンハーゲン社が、その後イギリスの空襲の備えて隠しておいたものだったそうで、約80年ほど誰の目にも触れずぬ眠っていました。
 発見した教授は、その形を忠実に再現することに努め、その後ロイヤルコペンハーゲンの古典的な形として、これまでに様々なシリーズに使用されてきました。
 
そして40年後、ロイヤルコペンハーゲンのデザインに半世紀を捧げたOlsenというデザイナーが絵柄をデザインして、フリセンボーができあがりました。この頃、20世紀中頃はロイヤルコペンハーゲンの中では新しいデザイナーが斬新でモダンな製品を次々に発表していきました。Imayaショップで販売するTENARAやBACAシリーズもその一つ。
 (BACA/バッカ)
 それまでの西洋食器とは違った、日本の民芸に近いどっしりとしたモダンなデザインが魅力です。
 (TENERA/テネラ)
そんな時代に、フリセンボーの絵柄デザインを手がけたOlsenは、あくまで古代中国の磁器の製法を取り入れた、西洋らしい古典的な食器の復興に勢力を注ぎました。確かにこの時代の他のシリーズに比べて、Olsenがデザインしたものは、ロココ調の絵柄やゴールドラインが使われていて、クラシックかつ華やかな雰囲気です。
 
 (dagmer/ダウマー)
私はどちらかと言えば、日本の家具や和室にも合うような、落ち着いたものが好みだったのですが、たまに眺めると、漂う異文化の雰囲気に魅了され、素直に綺麗だなーと思います。
同質なものと異質なもの、どちらの方が良いということはなく、いろんな美しさがあるからお互いの魅力が引き立つんだなーと思わせてくれる食器です。
空襲で焼かれていたら、教授が見つけて再現しなかったら、デザイナーが流行に屈していたら生まれなかったフリセンボー。惜しくも1994年に廃盤になってしまいましたが、時代を問わない美しさで今でも多くの人を魅了するお宝となりました。

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クリスマスのデザート

この春に田舎に戻ってきて、この仕事を始めるにあたり「事務所件倉庫」を借りました。その事務所は、私が通っていた小学校のすぐ横にあるビルの一室にあります。なので晴れている日は、かつて20年ほど前に6年間通った同じ道を歩いて向かいます。

あの頃は果てしないと思っていた距離があっという間だったり、心臓破りの坂だと思っていたのが、なだらかーな坂だったり、「こんなことあんなことあったな」とかしみじみ思い出しながら歩くことたったの10分で着きます。
先日、同じ小学校に通っていた友人がこちらに訪ねてきてくれました。
「ここの前に⚪︎⚪︎屋さんあったよね」などと思い出に花を咲かせたのですが、手土産に素敵なものを持ってきてくれました。
ドイツのクリスマスケーキ、シュトーレンです。
なんと友人のお父さんの手作りなんだとか。
せっかくなので、ロイヤルコペンハーゲンのフリセンボーという食器で。
レーズンがたくさん入ってハードな生地。とても美味しくいただきました。
そういえば、デンマークではクリスマスにはシュトーレンのようなケーキは食べませんでした。
デンマークのクリスマスシーズン定番のデザートと言えば、
たこ焼きのようなエイブルスキーバー。
しっとりやわらかく、リンゴの風味のするパンケーキです。
そのままでも甘いのに、これにジャムや粉砂糖やチョコレートをたっぷりかけて食べます。
そのエイブルスキーバーとよくセットで飲むのが赤ワインにフルーツや香辛料、砂糖を入れて煮込んだグルッグ。
そしてクリスマスイブのパーティーで必ず出されるのがこのライスプディングで、お米で作ったプディングにベリーのジャムをかけて食べます。
(出典 http://www.cutecarbs.com)
クリスマスのパーティーは、誰か一人だけアーモンドが入っていて、あたった人にはプレゼントが当たるというのが定番でした。
これは去年のクリスマス、皆でどーだあーだと言ってアーモンドを探し終わったあと。
横のおじさんが見事当たってもらったチョコレートを眺めています。自分のライスプディングに入っていたアーモンドを、横にいた私にそっとくれようとしたジェントルっぷりでした。
そういえば、向こうで「日本人ってクリスマスにショートケーキとかケンタッキーフライドチキン食べるんでしょ?!笑」と言われること数回。
「はい食べますけど何か?」と言いましたが、なんかおもしろいらしいです。
ちなみにデンマークのクリスマスのメインディッシュは七面鳥ではなくポークです。
クリスマスツリーにサンタクロースに赤いデコレーションにプレゼントと、グッズはどこもだいたい同じなのに、食べるものは国によって随分違うのでおもしろいですね。

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