コペンハーゲン:船の上の生活

9月末から10月半ばまでデンマークに買い付けに行っておりましたが、あっという間に一ヶ月が経ちました。ブログを更新しなければしなければと思いつつ後回しに。。

今回の旅行も、たくさんの素敵なものや人に出会った良い旅でした。好きなことを仕事にして、行きたいところに行って人と出会って、なんて良い生活とよく言われますが本当にそうだと自負しております。

今回も素敵な人とお家を訪ねましたが、中でも印象的だったのはこちらの「船上の家」です。

運河の多いコペンハーゲン。こんな風に船があちこちにあり、漁業用の船とか、観光用、家庭用などいろいろありますが、その船に住んでいる人もいるのです。

ちょっと中を覗いてみましょう。

北欧モダンのダイニングキッチンに

光の入るリビングルーム

テラスではガーデニング

眺めも最高です

「船で生活」と聞いたらある程度狭いのだろうなと思っていたのですが、他にもベッドルームや作業室、バスルームがあり、全く不自由はないようでした。

DIYの得意なデンマーク人、内装だけでなくボイラーや電気、配管まで、彼氏さんがしたそうです!

お天気の良い日には、船からどぼんと飛び込んで泳ぐんだとか。

いろんなスタイルや生活があるんだなと、デンマークにくるといつも世界が広がります。

 

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デンマークの食卓① ヘルシーな次世代ヨーグルトSkyr

更新が止まってしまっていました。お客様から「ブログ読んでいます」と嬉しいお言葉をいただいたので、ちゃんと更新していこうと思います。

今日はデンマークの朝食について。

ヨーロッパの朝食と言えば、パン、チーズ、ハムやソーセージにコーヒーというように、ホテルの朝食のようなイメージがあると思います。確かにそれも間違いではないのですが、共働きが普通のデンマーク。朝は時間がないのでささっと済ませることが多いようです。

オートミールに牛乳やヨーグルトが多いようですが、先日知人のお宅で朝食に頂いたのがこちら。

Skyr(スキュア)という乳製品です。

一見ヨーグルトのようですが、酸味が少なく濃厚でまったりしています。

お隣のアイスランドの伝統的な乳製品だそうで、カロリーが少なく、高タンパク低脂肪のため、健康志向の人々に人気だとか。

ナッツや季節のベリーを入れ、メープルシロップをかけていただきました。

私は全然知らなかったのですが、先日アメリカに行った時もスーパーに置いてあったので、日本でも人気になるかもしれませんね♪

厳密にはチーズの一種みたいですが、味はマスカルポーネとヨーグルトの中間のようで、私は好きでした。

今ネットを見たところ、日本の乳製品会社がアイスランドの会社と先日提携し、2019年春にSkyrを販売するそうです。日ハムの乳製品子会社、アイスランド社と提携(日経新聞)

どんな製品になるのか楽しみですね♪

北欧ヴィンテージワンピース SUMMER’18

こんにちは。

今年二回目の買い付けから帰ってきました。

ずっと快晴で一番良い季節のデンマークで、その内容は追ってご報告したいと思います。

その前に、日本もじわじわと暑くなってきて、サマーワンピースの出番がやってきましたので、今日からオンラインショップで販売開始しました。

 

北欧らしいテキスタイルや、

形を考えて丁寧につくられたハンドメイドの一着

目を引く華やかなものから、

夏らしい爽やかな一着まで。

形も柄も他とはかぶらないないオンリーワンの一着です。

写真を撮ったのは、事務所の近くにある私が小学生の頃よく遊んでいた公園。

(撮影風景)

実際は松がたくさんある古い公園なのですが、今回もhirokoさんのマジックでまるで北欧の森に見えます。

モデルさんは高校の後輩のchikaちゃん。爽やかで可愛くて北欧ワンピースのイメージにぴったりだったのでお願いしました。

写真だけでもとても可愛いので、ぜひごらんください!

Imaya 北欧ヴィンテージワンピース一覧はこちらをクリック

 

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初夏の北欧のHYGGEな過ごし方

今年2回目の買い付けに来ています。

5月中旬から7月にかけては、日も長くなり、春と夏が一気に来るデンマークで最も良い季節。

長い冬を耐えた草木もやっと太陽の光を浴び、待っていましたとばかりに一気に芽吹きます。

せっかくお天気も良く気持ちの良い季節なので充実した日々にしたいところ。

旅行や日々の理想の過ごし方は皆それぞれだと思いますが、今回は私流のこの時期を楽しむ理想の1日の過ごし方をご紹介します。

①時差ボケで早起きする 6:00 a.m.

日本とデンマークの時差は7時間。最初の2、3日は夕方眠くなり、夜中の2時や3時に目覚めてしまいますが、できるだけ工夫をして早めに起きるのがベスト。

この時期は日の出も早く鳥のさえずりとともにすっきり目覚められます。

②フリーマーケットへ行く  8:30 a.m.

今回はちょうど金曜日に着くフライトだったので、朝早めに目覚めると翌日早速ラッキーなことが。この季節、土日になると朝からフリーマーケットが開催されているのです。

だいたい9時頃からスタートで、お昼くらいになると混み合うので朝一で早めに観に行くのがベスト。

可愛いものがたくさんあります。わくわく

③カフェで一息 10:30 a.m.

1日中いられそうなフリーマーケットですが、だいたいものと人混みに疲れてしまうので、欲張らず直感に従ってぱっと買い付けをすましてカフェで一息。

週末はブランチをやっているカフェもたくさんあります。

好きなカフェでコーヒーのみながら買ったものを広げて眺める至福のとき。

④お昼まで街をプラプラ 11:30 a.m.

土曜日はお店のオープンが遅めなので、少し街をプラプラします。

今回のフリーマーケットはコペンハーゲン近郊でもハイソなフレデリクスベアという街だったので、ブティックやオープンカフェが立ち並び、お散歩するだけで楽しいところ。

⑤お気に入りのアンティーク・ヴィンテージショップに行く 13:00 p.m.

午後は行きたいお店に直行します。買い付けというと、1日に何軒もまたぐイメージがありますが、私はだいたい1日に2件ほどにしています。たくさん見すぎて疲れてくると、安いからという理由でいらない買い物をしがちなので、その日にターゲットのお店と予算を決めて、その範囲内で探すと良い買い物ができます。

この日は、行きつけのヴィンテージ服のショップに行きました。

服のことよく知っていて、どの形がどの時代のものかなども教えてくれて、おまけもたくさんしてくれる大好きなおじいさんのショップです。

お店の人とお話するのも買い付けの醍醐味です。

⑥友人とお茶 15:00 p.m.

両手も脳みそもいっぱいになったら、買い付けはキリよく切り上げます。いったん荷物を置いて友人とお茶。天気が良いとデンマーク人はこぞって外に出たがるのでテラス席もたくさんあります。

⑦サマーハウスでまったり 18:00 p.m.

この日は友人のサマーハウスへ。良い季節を存分に味わうため、多くのデンマーク人が郊外のビーチや自然豊かな場所に、サマーハウスを持っています。

今の日の入りは9時過ぎでした。ビーチに行ったり庭でバーベキューをして、まったり過ごします。

以上、私のお気に入りの初夏の過ごし方でした。

世の喧騒なんて忘れてしまうのんびりした至福のひと時。この時期の北欧は真夏ほど航空券も高くなくおすすめです。

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旅する北欧食器②:リュンビューポーセリン(磁器メーカー)

前回、旅する北欧食器①でガラスメーカーのホルムガードをご紹介しましたが、ホルムガードの製品がホルムガードという町で作られていたように、北欧のブランドの多くはその地域にちなんで名付けられています。日本の有田焼や瀬戸焼みたいなものでしょうか。せっかくですのでそのブランドと共に、デンマークを旅するようにその地域も合わせて紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのはリュンビューポーセリン(Lyngby Porcelæn)です。

クラシックなロイヤルコペンハーゲンやB&Gとはまた違い、シンプルモダンなデンマークデザインが特徴的です。

ブランド名に使われているリュンビューは、首都コペンハーゲンの北にあります。

住みたい街ランキング上位のリュンビュー市(Kgs. Lyngby)

デンマークで最も人気の街は、もちろん首都のコペンハーゲンです。日本の都市と比べてゆったりこじんまりとして緑も多いコペンハーゲンですが、中心部は古いアパートが多く、駐車スペースも不足しているので、家族でゆったり住むにはちょっと…という人もいます。

「一軒家に住みたいけど、仕事はコペンハーゲン」という人に人気なのが、コペンハーゲンの北部の地域です。コンゲンス・リュンビュー市もその一つ。

コペンハーゲンまで電車やバスで20分〜30分ほどで行くことができ、湖や森など自然も豊かです。コペンハーゲン北の海岸沿いや、北部の地域は富裕層も多い人気の街です。

リュンビュー市街には12世紀にさかのぼる歴史あるリュンビュー協会や、

小さなショッピングストリート

参照:Lyngby kommune

また、駅前には近代的なショッピングモールや百貨店もあります。

一方で北部には1000ヘクタールもある大きな自然公園があり、Dyrehaven(鹿の公園)という名前の通り2000頭の野生の鹿が生息しています。

↑よーく見ると鹿がいます

元々は王室のハンティング拠点だったそう。

高台からは海が見え、市民が散歩したりピクニックしたりしています。

 

わずか33年で閉業するも、40年後に復活した異例のブランド

そんな、今では人気の郊外リュンビューに80年前に設立されたのが、リュンビューポーセリンです。

元々はデンマーク第二の都市のオーフスのPorcælensfabrikken Denmark という会社でした。ヨーロッパ諸国の安価な庶民向けの食器を販売する会社ですが、1930年代の大恐慌を受けて、デンマーク国内で製品を作ることになります。

そして1936年にリュンビューにあった古い製糖工場に新たに作られたのが、リュンビューポーセリンでした。

参照:Lyngby porcælain

リュンビューポーセリンはその時代に主流であった装飾的な製品と対照的に、機能性や合理性に重きを置くバウハウス運動の影響を受けたモダンな製品を発表していきました。

リュンビューポーセリンの代表的な花瓶リュンビューベースもこの頃に生まれます。

ピーク時は、デンマークの磁器の3分の1を占める生産量を誇っていましたが、設立からわずか33年後の1969年に閉鎖してしまいました。

工場は閉鎖してしまいましたが、リュンビューポーセリンの製品は、デンマークデザイン・北欧デザインの象徴として、その後も影響力を持ち続けます。

そして、華やかで安価なものを求める大量生産・大量消費の時代が下火になり、質や機能性、持続性が見直されるようになった近年、42年の時を経て、2012年にリュンビューポーセリンとして復活しました。

Lyngby porcælain

現在の工場は、リュンビューではなくドイツにあるそうですが、リュンビューベースは現在デンマークでも日本でも人気を誇っています。

先月買い付けで見つけたのは、短い33年の間にリュンビューで作られた、初代リュンビューポーセリンのものです。

波のような模様のスープカップ&ソーサー

同じスープカップ&ソーサーでtangent(鍵穴)というシリーズです。

リュンビューポーセリンらしく、無駄のないシンプルなデザインですが、両耳がついていて可愛らしく、ソーサーもついて存在感があります。

優雅な朝食になること間違いなしの一品、2種2セットずつオンラインショップにアップしましたのでぜひ、貴重な33年間の製品をお楽しみください。

Lyngby porcelain/リュンビューポーセリン スープカップ&ソーサー wave      ¥3800

Lyngby porcelain/リュンビューポーセリン スープカップ&ソーサー tangent¥3800

drop/ドロップ ソースポット ¥4000

drop/ドロップ ソースポット ¥4800

tangent/タンジェント シュガーボウル ¥2800

 

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Nomaの元シェフが考案した行列のできるラーメン屋 in コペンハーゲン

デンマークやヨーロッパって何食べるの?美味しいの?

ってよく聞かれるのですが、簡単に言うとパンとジャガイモとサーモンとカレイとニシンとエビと豚肉です。これらがローテーションでいろいろな形で出てくる感じで、お客さんが来るパーティーやクリスマスなどの行事には美味しいものがありますが、日本ほど種類もなく、家具やキッチン用品ほど食に対するこだわりはないのかなという感じです。

コペンハーゲンにはNomaという世界一のレストランがあったりして、見た目も美しい料理を出すところもあるのですが、外食は基本的に高いので、それほど外食産業も発展しておらず、特にデンマークに行ったらあれ食べに行きたいとかはないなー…

と思っていたのですが!

1週間のうちに2回行ってしまったお店ができてしまいました。

それが、我らが日本のラーメン屋なのでした。

Nørreport駅から徒歩5分ほどの市内中心部にあるSlurp Ramen Joint。去年オープンしたとのことで、私が住んでいた時にはなかったのですが、いつも満員らしく、寒い中外で待つ人もちらほら見受けられました。

シェフはデンマーク人で、あのNomaでも働いていたそう。

東京にも少しの間勉強しに来ていたそうです。

メニューはシンプルに、塩と醤油と味噌ラーメン

135デンマーククローネなので、一杯約2400円。デンマークの物価だと普通な感じでしたが、日本円に直してみると高い!日本で2400円のラーメンなんてないですよね。約3倍のお値段です。

一回目が塩ラーメン

麺はデンマークでとれたオーガニック小麦を使用して、材料も地産地消なんだとか。スープはさっぱりしていて、豚肉も日本の焼き豚とは少し違う、ラーメンだけどラーメンじゃないファッショナブルなラーメンでした。

パンやジャガイモばかりだから余計なんですが、もう一度食べたくなって1週間後に行った時は醤油ラーメンをオーダーしました。

スープはコクがあって、お肉の上に乗っているのがマッシュルームのペーストだそうで、良い感じに味もおしゃれになっていました。

味噌はピリ辛で、そちらも美味しそうでした。

これはハマチのなんとかですが、日本人だったからかサービスしてもらいました。彩りも綺麗です。

多分東京とかで学んだんだと思うのですが、普通のデンマークのレストランだったら絶対言わないような「ヘイ!お味はどうでしたでしょ?」「またどうぞおこしくださいませー!」というような挨拶や、いちいち料理の説明を入れるホスピタリティーなんかは日本風でした。

デンマークでも日本食は健康食として人気でいくつかレストランもあるのですが、日本人がやっていない似非日本食や、日本人がやっていても結局日本のレストランの方が美味しいのであまり行かなかったのですが、こちらはデンマーク風に進化していたので楽しめました。

世界一のレストランNomaは予約が半年〜1年待ちなど難易度が高いので、ぜひ、味も見た目もノルディックになった新ラーメンをトライしてほしいと思います。

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北欧のモダンファミリー

先日、念願のwebショップがオープンしました。嬉しくて、今年89歳になる祖母が遊びに来た時に「これが今の骨董屋やよ!」と自慢すると、祖父と小さな商店をしていた祖母は(今も一応1人で店を開けているのですが)、「時代は変わったもんやねぇ~」と目を丸くしていました。インターネットでたくさんの人に見てもらえるけど、これこれこういうデメリットもあるよと言うと、「なんでも一利一害やねぇ~」としみじみ言っていました。

そんな祖母が最近私に会うと必ず「あんた、商売もいいけどいつ結婚するがいね!」と言ってきます。

「はーい!」と適当に流す私はもうそんなに若くないのですが、実際あまり焦っておらず、自分なりの形を見つければいいと思っています。

 

  • 2組に1組が離婚するデンマークの夫婦

最近は日本でも事実婚や週末婚など、家族の新しい形が話題になっていますが、デンマーク人と会話していてよく驚くのは、そんな、モダンファミリーのあり方です。離婚率が約50%、2組に1組が離婚しているということですが、私の体感離婚率は、80%ほどで、ほとんどの友人ファミリーが離婚、再婚しているように思います。

ここまで離婚が一般的になると、当然デンマーク人も離婚をごくごく普通のことだと思っているので、話す方も聞く方も、ドギマギする雰囲気にはなりません。ただ、男女が別の道を歩んだだけのこと。

普段の暮らしに、日本だったらちょっとびっくりするようなシチュエーションが出てきます。

  • 結婚していないパパとママ

例えば、私が学生の頃ホームステイした家の同い年くらいの女の子は、「うちのママとパパは結婚してないの!」とサラッと言っていました。要は事実婚だという訳なのですが、そのパパとママはとっても仲良しで、学生の私には驚きだったのを覚えています。

  • 隔週で両親の家を行き来する子ども”delebørn”

6才の女の子のベビーシッターのバイトをしていた時、その子の両親は離婚していました。女の子は1週間ずつ、パパの家とママの家を交代で過ごしていました。例えばお母さんの家からお父さんの家に交代する日は、朝お母さんと学校に登校し「また来週ね」と別れを告げます。夕方迎えにくるのはパパなので、両親は最悪離婚して仲が悪くても顔を合わせなくてすむのです。子どももどちらかの親に会えないということはありません。それをデンマーク人の友人に言うと、「あぁ、ディーレボーン(delebørn)ね!」と名前もついており、離婚後どちらかに引き取られるのではなく、両親の家を行ったり来たりする子どもは珍しくないのだそうです。

  • ごちゃまぜファミリーのクリスマス

離婚後、再婚などするともっとややこしくなっていくかと思いきや、それはそれでビッグファミリーとして成り立っているように見えました。

以前友人のクリスマスパーティーについていくと、家には20人くらいの人がいました。誰が誰か紹介する余裕もなく始まったので、隣の人に挨拶すると、その女性は私の友人の”姉の旦那さんの前の奥さんの娘”でした。血が繋がっている人もいない人もいっしょに揃って楽しそうにクリスマスを過ごしているのは、それはそれで家族が増えて楽しそうに見えました。

ただ、やっぱり綺麗なことだけではなく、嫉妬やひがみもあるんだとか。

  • 元旦那の奥さんともクリスマス

友人のBさんは60代後半の女性で、2回離婚をして現在は1人で住んでいます。でも、クリスマスはいつも前の旦那さんの家で過ごすそう。その元旦那さんは再婚しているようで、「今の奥さん嫉妬しないの?」と聞くと、やっぱりBさんに嫉妬しているそうです。そうすると旦那さんは、今の奥さんに「嫉妬しないで。Bは妹みたいなもんなんだから」とBさんを庇うそうです。そんな、日本だったらドロドロになりそうなシチュエーションも、笑って聞けるのがおもしろいなと思います。

  • 人類皆家族

もっと進んだファミリーもいました。友人Dさんには7歳の娘ちゃんEちゃんがおり、よく一緒に連れているのでその子は知っていました。知り合ったばかりの頃、Dさんの家に招かれて行くと、その7歳のEちゃんに加え、ティーンの女の子が2人、またEちゃんと同じくらいの男の子がいました。ティーンの子たちだけだいぶ歳が離れていたのでこれはデンマーク式モダンファミリーだなと察したのですが、やはりそうで旦那さんの前の奥さんの子どもらしく、その子たちもママとパパの家を交互に滞在しているそうです。

後日、子どもたちのお土産の相談をしていたところ「あ、実はあの男の子は私たちの子ではないの」と言いました。

「あの子は旦那の元カノの子なのよ」とにっこり。

旦那さんの前妻の子ということまではなんとなく予想できたのですが、旦那の子でさえないとなると、さすがに私も脳みそグルグルになりそうで、それ以上は聞きませんでした。と言っても全く気まずさや嫉妬を感じさせない言い方だったので、聞けば答えてくれるのだと思います。男の子は時々Dさんの家にきて、家族のように過ごすそうです。

7歳の女の子はその男の子をお兄ちゃんだと普通に思っているようで、「私はお姉ちゃん2人とお兄ちゃん1人いるの!」と自慢していました。Dさんも、日本に遊びに来た時はEちゃんを連れてきたのですが、お土産はティーンの女の子2人と、その男の子にも買っていました。

旦那さんの前の奥さんの子どもと過ごすだけでも日本では十分レアなファミリーに入るところですが、そこに旦那とも血の繋がらない元カノの子どもも入るとなると、もう皆家族なんですね!という気になってきます。

そんな環境で育ったからなのか、Dさんの娘さんのEちゃんは、とてもオープンマインドで明るく、人種が違う私にもさっと馴染んでくれるとても可愛い子です。

  • 「いろいろあって当たり前」という余裕

デンマークでも、全てが理想通りに行くわけではなく、決して綺麗なことだけではないのですが、いいなと思うのは、「生きてたらいろいろあるよね!」と、幸も不幸もどんな状況も、いろいろあって当たり前だという寛容さです。今日の話も見方によっては悲劇になり得ることが、なんとなく喜劇に見える、そんな余裕や安心感がいろんな面で感じられます。

その余裕は、家具や食器、インテリアやデザインなど今の北欧のいたるところで見られる物や人や暮らしの根幹となっているように思います。

その寛容さは、どこからくるのでしょう?海を切り開いていったヴァイキンの血筋なのか、厳しい自然と共存する上で生まれた思想なのか、他にもいろいろな背景があるのでしょうが、デンマークでも40年ほど前までは、女は家庭に入り、子どもは学校で暗記テストをするという考えが浸透していたようです。

とすると、今の余裕の大半は、社会のシステムからくることが大きいのだと思います。離婚の際、日本では子どもの養育費などが問題になることが多いようですが、教育や医療費など、人が生きていく上で最低限必要なことは国がしてくれるので(税金ですが)、家族の負担になりません。女性も男性も子育てをしながら働く環境が整っているので、必要以上に依存し合う必要がありません。

両親が子どもの荷を、子どもが両親の荷を、夫婦がお互いを背負う必要がないので、常に自由な選択肢を持ちながら、しがらみなく生きることができる、そんなところは大変羨ましいと思います。

  • 「なんでも一利一害」だけど…

ただ、アジアなんかから移住した外国人はよく「デンマーク人は冷たい」と言います。とても自立しているので、家族であっても友人であっても必要以上に助け合ったりしないからなのでしょう。

まさに、おばあちゃんが言ったように「一利一害」ですね。

歴史的にもヨーロッパは個の文化、アジアは集団の文化と言われ、どちらが優れる劣るということではないのでしょうが、日本のようにある程度発展した国であれば、「何が理想なのか」を追求し、少しずつ変えていくことはできるのではないかと思います。

私は、社会が変わるのを待っているうちにお婆さんになってしまっては困るので、今は結婚や会社にできるだけ縛られることなく、自由に選択していける道を、自分から作る以外にありません。という理由をつけて、祖母には「結婚はある程度自立してから!」と答えていますが、祖母はちょっと意味不明という顔をしていました。そんなこと言っているうちに誰ももらってくれんくなるわーという感じでしょう。(それはありえる)

長くなりましたが、皆さんはどう思われますか?

理想の結婚や生き方は人それぞれだと思いますが、どんな選択肢でも受け入れられる余裕が広がるといいなと思います。

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北欧買い付け旅行 2018 3月

3月初旬から2週間ほど、デンマークに行ってきました。日本は春らしくなってきた頃ですが、北欧はまだまだ真冬。-1度〜3度の間を行ったりきたりで太陽も出たり隠れたり、家に引きこもりたくなるような天候でしたが、友人と会ったり、買い付けに行ったりと慌ただしくしている間にあっという間に時間が過ぎ去りました。

(海が凍ってた)

いつもなのですが、行く前は、あれもしてこれもしてあそこも行ってあの人にも会ってと、いろいろ妄想して行くのですが、結局その半分もできません。ただ、その時その時の縁やハプニングを楽しむ余裕があった方が、ガチガチの計画実行よりも良い思い出になったりしていいのかもとも思います。

今回の旅は、コペンハーゲン近郊の2つの美術館に行ったり、

2日間だけ弾丸でポルトガルのリスボンに行ったり

家庭料理を食べたり

いろいろ楽しい旅でしたが、やっぱりいちばんワクワクするのはやはり買い付けで、

たくさんのモノとの出会いもありました。

購入したものや、それぞれのお話はまた追ってブログでご紹介します。

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